背任・横領調査事例-1

【目的】
１．対象者が本当に出張を行っているか否かの確認
２．対象者が過去に経費請求を行った日程に於いて、実際に航空機に搭乗したか否かの確認。

【調査結果】
３日間の素行調査を実施した結果、本人は出張予定日に実際には出張に行っていない事が判明した。

本人が航空機に搭乗した履歴は確認されなかったが、航空券の購入履歴が１件確認された。
しかし、旅行代理店に於いて団体割引を利用して購入した航空券を利用した場合は記録が残らない。
また、本人が金券ショップや一部の格安航空券販売会社から航空券を購入している場合は履歴が残らない為に確認は不可能である。
ただし、その場合は航空運賃は正規料金よりも割引された額になる為、正規料金で経費を請求している本件では水増し請求している事となり、どちらにせよ横領事件となる。