企業信用調査事例2
新規取引を持ちかけてきた企業に対して企業信用調査を行った。
【目的】
支払能力確認の為の財務能力の把握であった。
【調査結果】
業務拡大努力を持続してきており、現状、中堅事業者として営業基盤を確立している段階に来ている。しかし、経費過大体質にあって収益性は低調推移を余儀なくされており、財務的には弱体質であると言わざるを得ない。
また、大口クライアントの減少以降、メインクライアントの確立には至っていない点もマイナス要因として挙げられる。
よって、受注の確保や収益の維持は容易とは言えない状況にあり、当面は現金決済を行う等の十分な注意が必要と言えると結論付けた。